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つなぐ▲テラス」のある暮らし〜生活の中に、「豊かな距離」を生み出すCLT (木造)テラス〜

登録有形文化財に登録され、旧赤羽台団地に保存することになったスターハウスをリノベーションし、これからの暮らし方を探求する新しいアイディアを求められました。

既存住戸を2つに分割し、隣住戸の一部と組み合わせます。その間に「三角形のテラス=▲テラス」を新設し、つなぐことで一般的な住戸ではつくることが難しい住戸内の「離れ」をつくりだします。母屋と離れで別々の暮らし方ができます。この2つ の暮らしを使い分けて住む、新しい暮らし方になります。

スターハウスの活用において、構造の補強が必須です。そこで、1住戸あたりの壁面が多い、スターハウスの特徴を利用した構造補強を考えました。構造に有効な壁を作りやすい形状であるため、三角形のテラスの2辺にCLT(直交積層合板)を用い、壁の強度を補強します。スターハウスにしかできない構造補強の形式です。CLTフレームで既存外壁を覆うことで、構造補強とともに木の素材感がある新たなファサードをつくります。

Competition:URまちの暮らしコンペティション

Theme:スターハウスの未来にある暮らし

Result:

Location:東京

Project type:集合住宅

Design:2021

Collaborate:

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