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ヨコハマ物語

初めて行く友達の家、ホテルの客室、扉を開けると広がる予想外の空間、そんなワクワクやドキドキが扉にはあります。この扉を開くとき、私は”はじまり”を感じます。 扉を何枚も重ねて、本をつくるように綴じていきます。はじまりの空間が連続する扉のような、次のページ(空間)が気になって読み進めていく本のようなファニチャーをつくります。 本のページをめくるように扉を開けていくと、扉には様々な開口があり、開口と開口の接点がテーブルになったりベンチになったりします。テーブルでお茶を飲んだり、おしゃべりしたり、カウンターでぼんやりしたりして、思い思いの時間を過ごせます。扉を介して開口が多様なアクティビティを生み出します。また、開口からは横浜の様々な風景が断片的に入り込みます。扉を開く角度によって切り取られた横浜の風景が、まるで本の中の風景のように同化していきます。訪れた人々は本に入り込んだ主人公のような体験ができ,自分だけの物語(思い出)をつくることができます。 本を読むように扉を開けていくと、多様なアクティビティと横浜の風景が交差したヨコハマ物語がはじまります。

Competition:第4回 まちを楽しくするストリートファニチャーデザインコンペティション

Theme:ストリートファニチャーのデザイン

Result:

Location:神奈川

Project type:ストリートファニチャー

Design:2020

Collaborate:

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