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​大きな浴室の家

この家は仕事で疲れて帰ってきた人が大きな浴室でゆったりと温泉の様に過ごせ、明日への活力となるような住まいの提案です。 大きな浴室を中央に設け、そのまわりを住空間が囲っています。浴室はみんなで集まれるような大きなスペースとし、生活スペースは必要最低限の小さなスペースとなっています。生活スペースは建具をできるだけ減らすことで空間としてのつながりが生まれ奥行きを感じられます。今までの平面計画では、水廻りを最小限に抑え住空間を大きくしていました。今回の提案では、水廻り(浴室)を大きくすることで、浴室が住空間と関係を深め新たな住環境を生み出します。 浴室の大きなバスタブが、夏は水を溜めることでプールとなり子供の遊び場となります。冬にはお湯を溜めて、家族みんなで湯につかり温泉のような使い方もできます。浴室とリビングは、建具を開放することによりつなぐことができ、浴室リビングとなり浴室も生活空間の一部となっていきます。 働くことと生活することが曖昧に混ざり合う現代だからこそ、「日常」の中に「非日常」を取り入れ、働く為にリラックス出来る、いわば働く為の働かない空間です。

Competition:第10回三井住空間デザインコンペ

Theme:ワーク ライフ インテグレーション 生きながら働き、働きながら生きる場所

Result:

Location:神奈川

Project type:集合住宅

Design:2017

Collaborate:

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