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雲のような建築

広島県の新しい公衆トイレの提案。

ガラスは透明であり、内部と外部の関係をゆるやかにつなげてくれます。それは、透明であるほどいいものです。 透明性を獲得するためのガラスを可視化させ、新たなガラスの可能性を探ります。 ガラスと木を使い「雲のような建築」を提案します。

木の柱に透明ガラスの板を差し込み、隙間をあけながらレイヤー状に重ねていきます。 ガラスの重なりの大小により光の反射率や透過率が異なり、場所によりさまざまな光の表情を見せます。 また、ガラスの小口は集合して塊となって形をつくります。 ガラスを支える木の柱は、森の中の木々のように樹立します。その木の先には、うっすらとガラスの塊が見えます。 それは雲のようにふわふわと漂い、日々の表情をやわらかなものに変えてくれるでしょう。 透明であるガラスを可視化させることで、新しい風景を創出します。

Competition:第19回空間デザイン•コンペティション

Theme:『ガラス質と木質の出会い』

Result:

Location:

Project type:インスタレーション

Design:2012

Collaborate:

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